一般社団法人日本3Dプリンター協会について

設立趣旨

当協会は、3Dプリンターに関わる産業分野の従事者や一般の市民、学生、児童に対して3Dプリンターの普及活動や啓蒙活動、教育活動を行うと共に、新しいものづくりの手段として3Dプリンター産業を育成し、その振興と発展に努め、我が国の経済の繁栄と国民生活の向上に寄与することを目的とする。

理事長挨拶

理事長 山口修一

山口修一

工学博士
3Dプリンター&インクジェットコンサルタント
一般社団法人日本3Dプリンター協会 代表理事
株式会社マイクロジェット 代表取締役
  3Dプリンター技術研究所 所長
株式会社3Dプリンター総研 代表取締役

1983年東京工業大学大学院理工学研究科修了後、 エプソン株式会社(現セイコーエプソン株式会社)に入社。 インクジェットプリンターの要素開発や製品化に従事。1997年に同社を退社後、マイクロジェット社を設立。 2013年大阪大学大学院工学研究科博士後期課程修了。2014年株式会社3Dプリンター総研を設立。2014年、一般社団法人日本3Dプリンター協会を設立。

2014年10月、初代理事長を拝命いたしました。3Dプリンティング技術は1980年代より開発が行われ、約30年の歴史を持つ技術です。2010年以降特にその発展が顕著ですが、日本においても2012年以降書籍やメディアで度々取り上げられたことにより、多くの人が知る技術となっています。しかしながらこの技術の持つ社会への影響は、日本人が現在抱いている想像を遙かに超えるものです。先行する米国やドイツにおいては、国を挙げてこの技術に取り組み、次世代のものづくりの覇権をとるべく、経済界や産業界が一体となって総力戦で研究開発や市場開拓にしのぎを削っています。一方国内に目を転ずれば、3Dプリンターは各企業で2000年以降導入されてきてはいるものの、これまで試作やプロトタイプを中心としたものであり、自社内のクローズドな世界での用途にとどまっていました。

しかしながら昨今のイノベーションにより、試作から、実際の製品としての利用にまで応用範囲が広がる中で、新しいものづくりの世界が出現してきました。この技術の本質は大量生産を前提とした安くて高品質で均一なものを供給するにとどまっていたメーカー主導の消費社会において、少数ユーザーが求めるものを経済合理性のもとに生産を可能とするものであり、ものづくりにおいて長い間閉ざされていた系が解放されたことです。
もちろん、これまでの大量生産のものづくりが無くなるわけでもなく、むしろ世界的な中間層の増加によりますます盛んになるのですが、重要なことは、この世界に加えて新しい価値を提供するものづくりが出現するということです。この分野はこれまでの20世紀の産業分野の技術的、創造的限界を突破する創造物やサービスを人類にもたらすと期待されています。

このような時代背景にあっては既存の組織やシステムは抵抗にこそなれ、新しい世界の創造を促進するものではありません。そこで新しい世界を創造して行くためには、人や情報がクロスオーバーし、刺激し、発酵して、熟成するプロセスの場やこれらを牽引する人材の育成が重要となります。

日本3Dプリンター協会は、この様な時代背景において必要とされる、世界の正確な情報の提供や人と情報がクロスオーバーする場の提供、そしてこの3Dプリンティング技術を地域や産業の新たな成長の源とすべく動き出した人々のいっそうの活躍を支援すること、そしてこの技術を深く理解し、その可能性を引き出せる人材の育成を使命としております。新しい世界の出現に興味や関心を持ち、自らチャレンジをしていく人や組織が集い、イノベーションの源となるような場やサービスを提供できるよう努めて参ります。

会の情報

名称 一般社団法人日本3Dプリンター協会
所在地 長野県塩尻市大門五番町79-2
東京相談所 東京都小金井市中町2-24-16 農工大・多摩小金井ベンチャーポート208号室
代表理事 山口修一